≫少量印刷にも柔軟に対応します。
≫印刷まわりのサービスも充実しています。
≫文章作成やデザインの制作チームが社内にいます。
≫お客さまにとってベストの提案ができます。
≫リクエストの実現に情熱をもっています。
コラム10

ターゲットとはニーズである。

平成26年2月20日

広告や販促には、「ターゲット」という言葉があります。 商品やサービスを“誰が”買うのか、ということ。

大勢の人に買っていただく方が、商売は繁盛します。
ところが、間口をひろくすると、逆に売れなくなってしまうから不思議です。

「ターゲットを絞り込め」とは、広告の鉄則。
老若男女あらゆる人に受け入れられる商品(サービス)なんて稀ですから、
ターゲットを絞り込んだ方が、アピールしやすいし、売りやすい。

「あ! これは私のための商品(サービス)だ」とわかると、
人は動きます。

●例1
a)どんな子でも成績アップ
b)算数が苦手な小学生集れ!

●例2
a)各種定食あります
b)ライス大盛りサービス

●例3
a)健康がいちばん
b)体脂肪が気になる方へ

●例4
a)外壁塗装で家を長持ち
b)修繕のお見積、どこよりも安く

●例5
a)女性の美しさをトータルにサポート
b)40代からの肌のお手入れ

5つのメッセージ例を示しました。
いずれもbの方が、ターゲットが明確です。

「算数がわかるようになりたい」、
「ご飯をたくさん食べたい」、
「体脂肪を何とかしたい」、
「家の修繕費用を安くしたい」、
「美しい中高年になりたい」
というように、お客様のニーズにしっかり反応しています。

つまり、ターゲットとはニーズです。

どんなニーズに対する商品(サービス)なのか、
それがはっきりしているビジネスが強いのです。

(おわり)

コラム9

ありがたい。

平成26年1月7日

皆様、本年もよろしくお願いいたします。

日本人がよく使う言葉に「ありがとう」があります。
「ありがとう」の語源は「ありがたい」。
すなわち「この世にあるのがかたい(=ありえない)」、
「貴重で得がたいものを自分は得ている」というのが本来の意味です。
もともとは神様や仏様への感謝の気持ちを表す言葉だったのですね。
それが、長い歴史の中で、日本人の感謝の言葉に定着しました。

人と人とのつながり、家族の存在、
食事、衣類、住まい、日々使う道具類、
電機や水道や交通や通信などのインフラ、
製造、流通、小売、医療、教育などのシステムやサービス、
言語、文化、芸術、歴史、学問、
そして太陽や水や空気や土や動植物、
すべてが、私たちにとってありがたいものです。

ふだん私たちは、身の回りにあるものを
あたりまえのように利用しています。
しかし、世界を見渡せば、
上に列挙したものが存在しない国がたくさんあります。

改めて、「ありがたき」ものを私たちは使っているんだと
感謝の気持ちで一杯になります。

あるカウンセラーの方から伺った話ですが、
感謝の心をつねにもっていれば、
ストレスやイライラから解放されるし、
悪い出来事にも巻き込まれなくなるそうです。

日本の社会にはあらゆるものがあふれています。
欲望の向くままに生きてしまうと、切りがありません。
わがままを言えば言うほど、不満足は募ります。
所有するものが増えれば増えるほど、心は乾きます。
欲に苦しむ人は、どんなに欲を満たそうと、
欲を捨てない限り、苦しみから逃れることはできないのです。

また、お金がたくさんあっても、世の中のすべてがお金で買えるわけではありません。
愛情、信頼、尊敬、誇り、才能、感性、家族、親友、自然、運命、健康、命…。

つまり「豊かさ」とはパラドックスだと思います。
多くのものをもっていることが豊かなのではなく、
多くのものを必要とせずにいられることが豊かなのだと…。

感謝の心とは、 自分は他者によって生かされているという謙虚な心であり、
すなわち「足るを知る」ということなのですね。

イライラするときや、 自分の価値が低いと感じるようなときは、
身近なものに「ありがとう」と呟いてみるといいのです。

ボールペンに「ありがとう」。
携帯電話に「ありがとう」。
コップの水に「ありがとう」。
自動車に「ありがとう」。
お店の人に「ありがとう」。
太陽の光に「ありがとう」。
ごはんとみそ汁に「ありがとう」。
両親に「ありがとう」。
新しい1年に「ありがとう」。

(おわり)

コラム8

アイドマ

平成25年11月30日

広告やマーケティングの勉強をすると、
「アイドマ(AIDMA)の法則」というものを学びます。
消費者がある商品(サービス)を知って、
それを購入するまでのステップを理論化したものです。
アイドマ(AIDMA)とは、5つの単語の頭文字です。

①Attention(注意)
②Interest(関心)
③Desire(欲求)
④Memory(記憶)
⑤Action(行動)

つまり広告の役割とは、
①注意させ(Attention)、
②関心を引き出し(Interest)
③それを買いたいという欲求(Desire)を刺激し、
④その商品名やメーカーや取扱店を記憶させ(Memory)、
⑤購買(行動)させる(Action)
ことです。

すべてのお客さまがこのようなステップで行動するわけではありませんが、
広告主がアイドマを理解しているか否かは、
広告効果を大きく左右します。

例えば、
「30%OFF」というキャッチフレーズのチラシがあったとします。
割引は「注目」を集めますが、
ポイントはそれに続く言葉です。

●「30%OFF  WINTER SALE」
→これだと、その店のお得意様以外は、「今年もバーゲンの季節ね…」で終わってしまいます。

●「30%OFF  イタリアの工房から取り寄せた革製品がお求めやすくなりました」
→ファッションに関心が高い方の心が動きます。

●「30%OFF  イタリアの革コート10着、革ジャンパー13着、12月20日まで」
→数と期間が限定されているので、早くお店に行ってみようかなという
欲求や行動につながります。

繰り返しますが、「30%OFF」だけでは人は動きません。
人を動かすための言葉を、もっと加える必要があるのです。

広告とは字のごとく「広く知らせること」だと思いがちですが、
知らせるだけではなく、見た人を動かすところまで、計算がいるのです。

話は変わりますが、

今年も12月。
瞬く間に12月。
なんでもう12月。
びっくりしたよ12月。
あちゃ~12月だよ。
師走。
光陰矢のごとし。
今年もまだ1ヵ月ある。
残すところ1ヵ月。

同じ量でも、人によって、とらえ方がさまざまです。
それはそれで、広告の難しさであり、人間の面白さですね。

(つづく)

コラム7

「好き」と言われれば「好き」になる。

平成25年10月31日

今回は、恋愛にも通じる話です。
良好な人間関係を築くことができる「あなたの人生変えちゃいますスーパー理論」!(笑)

それは、とてもシンプル。

→ 人は誰かに「好き」と言われると、その人のことを「好き」になります。

ね、簡単でしょう。

ふだん全然気にしていなかった異性から、ある日突然、
「好き」と告白されたらどうでしょう?
その時から、その人のことが気になりだします。
どんな人なのか、興味が湧きます。
何で私のことが好きなのか、知りたいと思います。
話す機会ができれば、いろいろ話をするでしょう。
その人の好意に応えたいという欲求が芽生えます。
そこから恋に発展する可能性はとても高いのです。

恋人が欲しい人は、ぜひトライしください。
あなたが密かに思いを寄せる人に、「好き」と言ってみましょう。
間違いなく相手は、あなたに興味や好意をもちます。
最初のデートをするまでは、そんなに難しくないです。
(その先はあなた次第ですが…)

※万が一「好き」と言って、速攻で「嫌い」と言われたら、
きっぱりとあきらめがついて、次に行けます。(笑)

これは異性間だけの理論ではありません。
同性同士、職場やご近所、家族や親せき、あらゆる人間関係に通用します。

もちろん同性に対する場合は、
「好き」と告げると違う方向に行ってしまう危険性がありますから(笑)、
シーンに応じて使う言葉は変わります。

「最近、頑張ってるね」
「○○さんにぜひお願いしたくて」
「今回の仕事評判いいですよ!」
「最近どうしてました? 元気でしたか~」
「あれから気になってたんです」
「その髪型(服)似合ってますね~」
「○○さんってすごいですね」
「料理ができる男の人っていいですね」
「今度ランチしましょう」
「きれい好きな女性は好きだな~」
「○○さんと話していると楽しい」
「お薦めの映画、わたしも見ましたよ」
「体に気をつけてくださいね」
「お会いしたかったです」
「○○さんの声って素敵ですね」
「○○さんがいるとほっとします」
「優しいですね」
「これ、おいしい!」
「何でも言ってください」
「また誘ってください」

いろいろな言葉、台詞がありますが、
「好き」という思いを込めて伝えれば、相手は必ずあなたを「好き」になります。

このテクニックを熟知しているのが
ホステスさんやジゴロさんです。
悪いことに応用してはいけませんが、
あなたのささやかな幸せのためには、
ぜひ、実践してください。

(つづく)

コラム6

キャラを演じる

平成25年9月30日

言葉は、
それを発する主体のキャラクター(性格、人格)をも伝えます。

温厚な人なのか、冷淡な人なのか、
ユーモアのある人なのか、生真面目な人なのか、
聡明な人なのか、愚鈍な人なのか、
保守的な人なのか、挑戦的な人なのか、
現実的な人なのか、想像力にあふれた人なのか…。

発する言葉から、それがわかります。

広告メッセージも同じです。
あなたの会社やお店は、どんなキャラクターでしょう?
それをはっきりさせてコピーを書くことが、
広告効果を上げるポイントです。

(ア)●スウィーツ大好き夫婦のお店です
(イ)●北欧家庭の素朴なケーキをお楽しみください
(ウ)●パティシエコンクール2年連続入賞

上の3つは、同じケーキ屋さんのコピーです。
しかし、言葉から受けるお店の印象は大きく違います。

親しみやすいのは、(ア)と(イ)でしょうか。
高級感や技術力を感じるのは(ウ)ですね。
商品に興味が行くのは(イ)です。

どれを選ぶかは、お店次第。

広告の言葉は、意味を伝えるだけではなく、
イメージも表現します。
キャラクター設定をしっかりして、
“役になり切る”ことがポイントです。

さて、そのキャラクター設定ですが、
どこにでもありそうなキャラは避けたいところ。
特徴がないと、振り向いてもらえないからです。
広告ではこれを「差別化」といいます。

とはいっても、
ものすごくユニークな商品やサービスがあれば差別化は楽ですが、
多くのビジネスでは、ライバルも同じような商品やサービスを提供しています。
どうやって差別化するのでしょうか?

それは、オーナーの個性や、スタッフの雰囲気や、社風や、営業方針などです。

例えば、工務店さん。

(A社)●平均年齢30代。若いパワーが頑張っています。
(B社)●ベテランの技、仕上がりの美しさが自慢です。
(C社)●あいさつ、マナー、後片付けを、徹底しています。

仕事の内容は似ていても、会社ごとにいろいろなメッセージが出せますね。
広告メッセージ=キャラクター次第で、お客さまの反応は変わります。

お客さまに、どのような会社、お店だと伝えたいのか。
それをはっきりさせて、
キャラを演じてください。

(つづく)

コラム5

自分のことばかり話さない…

平成25年8月30日

広告でお客さまをハッピーにすべし、
というのが前回の趣旨でした。
今回は、異なる角度からこのことを掘り下げてみたいと思います。



大半の広告が犯しているミスがあります。
それは、自分のことばかり話す、ということです。

自分の売りたい商品やサービスを、一生懸命に説明しようとし過ぎるのです。

え! それが広告じゃないの?
という声が聞こえてきそうです。

商品やサービスを説明するだけでは広告ではありません。
なぜなら、お客さまに買っていただくことが広告の目的なので、
売れなければ広告の価値はゼロ。
お客さまを「買いたい気持ち」にするのが広告なのです。

a1●気仙沼産生サンマ入荷、本日限り
a2●脂ののった新鮮なサンマの塩焼き&大根おろし、日本人でよかった~

b1●築3年、60坪、駅まで徒歩12分、南向き、駐車場あり
b2●通学・買い物がすごく便利、緑も豊か、家族が喜ぶ一戸建て

c1●フランスで15年間はたらいてきたオーナーシェフの店
c2●気取らず、にぎやかに、フランスの家庭料理を楽しんでください

d1●当社特許の先端技術で、がんこな台所の汚れをきれいにします
d2●「まるでリフォームしたみたい!」 奥様の笑顔が見られます

aからdまで2パターンのコピーを並べてみました。
細かい説明はいらないと思います。
いずれも1より2の方が、「買いたい気持ち」が動きます。

その理由は、明らかです。
1は自分の商品(またはサービス)の説明しかしていません。
一方、2は商品(サービス)を買う(利用する)ことで、
お客さまやその家族がハッピーになるイメージが表現されています。
だから、「買いたい気持ち」が動くのです。

これが広告表現の魔法です。
お客さまをハッピーにできなければ広告ではない、
ということがわかっていただけたかと思います。


話は変わりますが、就職の面接などで、

「身長180センチ、出身は○○県、両親ともに教員、サッカー歴20年、 ○○大学○○学部卒、卒論のテーマは○○○○○○、趣味は読書」

というような自己紹介をされても、面接官は引いてしまいます。

「小学校からサッカーをやってきたので体力・気力は自信があります。
仲間と何かを成し遂げるのが快感で、現在はフットサルチームに入っています。
採用されれば会社のために、明るくパワフルに仕事をがんばります」

あなただったら、どちらの人を採用しますか?

広告に限らず、社会生活や人間関係においても、
まわりの人を楽しませ、明るい気持ちにし、盛り上げることが大切です。

(つづく)

コラム4

貴社のメッセージはハッピーですか?

平成25年7月31日

前回は、言葉の魔法について述べました。

ネガティプな言葉遣いは、
行動を消極的にし、まわりの人の気持ちを暗くします。
反対に、ポジティプな言葉遣いは、
積極的な行動を生み、まわりの人を明るくします。

広告メッセージも同じです。
ポジティプな言葉、ハッピーな言葉を使えば使うほど、
それに呼応して、広告効果も高まります。

「本日10時オープン」
→ これは単なる連絡です。ハッピーな気分にはなりません。

「今日からこの街で、美味しいコーヒーを淹れます」
→ ちょっと興味がわきます。

「楽しいおしゃべりができる場所。美味しいコーヒーもあります」
→ 誰かを誘って行きたくなります。

言葉って、ほんとうにおもしろいです 。

あなたの会社やお店が発するメッセージで、お客さまはハッピーになりますか。
すぐに商品やサービスを使ってくれなくても、
ハッピーなメッセージを繰り返していくと、
会社やお店に対する好感度は高まっていきます。

一方、世の中には不安やコンプレックスをあおって商売につなげる広告もあります。
健康、美容、資格、環境、金融、経営などのジャンルでは、
確かにその種の広告が多く見られますし、人々の関心を惹いているのも事実です。

しかし、ネガティブなメッセージは、関心がもたれたとしても、
前回のコラムで述べたように、暗い気分にさせられます。

「あなたの家、シロアリが潜んでいませんか?」
→ こんな言葉をかけられて好感をもつわけがありません。

「シロアリチェックは家族の安心!」
→ これだったら、点検お願いしようかしら、と思います。

「腸内年齢は肌を見れば一目瞭然」
→ こういう言われ方も嫌ですね。

「あら不思議、腸が若くなれば、肌もツヤツヤ」
→ それじゃあ試してみようかしら、となります。

広告や販売を担当する人は、 人をハッピーにするエンターテイナーであるべきです。
そのためには、ある種の才能と努力が必要です。

貴社のメッセージはハッピーですか?
つねにお客さまを楽しませようとしていますか?

(つづく)

コラム3

言葉は行動を左右する

平成25年6月30日

今回は言葉の魔力について。

私たちは何気なく言葉を使っていますが、
どんな言葉を使うかで、その人の行動や感情は大きく左右されます。

その代表的な例が、ポジティブな言葉とネガティブな言葉です。
ポジティブな言葉を使えば、気持ちも体も軽く、前向きに行動しようとします。
反対に、ネガティブな言葉は、気持ちも体も重くして、行動を抑えます。

土曜日の朝、目が覚めたら雨が降っていました。
「せっかくの休みなのに、あ~あ、残念だ」
そんなふうにつぶやいたら、家の中でゴロゴロ過ごすことになり、
ほんとうに1日は台無しになります。

「雨か、よし、外出はやめて、久しぶりに部屋の片づけをしよう」
と気持ちを奮い立たせれば、外は雨でも、気分爽快な1日になるでしょう。

ネガティブな言葉は、本人だけでなく、まわりの人も暗くします。

(A)妻「今夜は何が食べたい?」
   夫「別になんでも…」
(B)妻「今夜は何が食べたい?」
   夫「久しぶりに手づくり餃子が食べたいな!」
上の2組の夫婦の場合、どちらの奥さまが楽しく夕食の準備をするか、言うまでもありません。

ビジネスにおいても、無意識のうちにネガティブな言葉を使ってしまうことがあります。
お客さまや職場の人たちの気持ちを暗くしてしまうので要注意です。
意識的にポジティブな言葉に言い換えるよう、日頃から努めたいものです。

●できません。
 →こうするのはいかがでしょう。
●わかりません。
 →すぐに調べます。
●ここがおかしいです。
 →ここを直すと良くなります。
●一応、やってみますが…。
 →それ、やってみましょう。
●今日は売り切れました。
 →今日はたいへん人気でした。
●品切れです。
 →在庫切れなので、至急メーカーに確認します。
●国産は高いです。
 →国産はやはりおいしいです。
●3種類しかありません。
 →3種類もあります。
●取り寄せになってしまいます。
 →すぐに取り寄せるよう手配します。
●月曜までかかります。
 →月曜までお時間をください。
●色が変です。
 →個性的な色ですね。
●送料がかかります。
 →送料をご負担頂いても、よろしいですか。
●疲れたな~
 →今日は頑張ったな~

広告でも、ポジティブな表現をすればするほど、
お客さまの印象は良くなります。

(つづく)

コラム2

お客さまを動かす言葉

平成25年5月30日

朝日印刷前回のコラムを読んだ方から、
150点や200点のキャッチフレーズとはどんな言葉ですか、
というお尋ねを頂きました。
カレー屋さんのキャッチフレーズの話しです。
優秀作品の例を3つ紹介しましょう。

(a)

ふたりのカレー1日5組。

(b)

水曜日は、精進カレー。

(c)

今度の土日は、新作カレーの品評会。

なぜ、これらが100点の以上のキャッチフレーズなのか。
それは、「お客さまを動かす」ことを目的にしているからです。

(a)は「カップルしか食べられないカレー」です。しかも「1日5組限定」。
デートで行ってみたくなります。
美味しければ口コミになるし、あのカレーを食べると結ばれる、なんて神話ができたら、
さらにカップルたちが押し寄せるでしょう。

(b)は「水曜日だけ食べられるカレー」です。しかも「精進カレー」です。
ヘルシーですね。グルメ中高年に受けそう。
どんなカレーなのか興味がわきます。
たまたま水曜日だったら、“衝動食い”するかもしれません。

(c)は「新作カレー」を食べて、店側に感想や意見が言えるのですね。
お気に入りの店なら、よし久しぶりに行ってみよう、と楽しみになります。

いかがでしょうか。
広告の言葉は、単なる説明文ではありません。ビジネス(商売)の道具なのです。
実際にお客さまがお店や会社にやって来て、お金を使ってくれなければ意味がありません。

「お客さまを動かす」には、2つポイントがあります。
ひとつは、インセンティブ(報酬、得、特典)を明らかにすることです。
得になることには多くの人が関心を寄せます。

もうひとつは、期間や人数を制約することです。
制約があることによって人は、少ないチャンスをものにしたい、
その機会を利用できる優越感を味わいたい、という欲求にかられて行動を起こします。

(a)のインセンティブは「カップルしか食べられないカレー」です。制約は「1日5組」です。
(b)のインセンティブは「精進カレー」です。制約は「水曜日」です。
(c)のインセンティブは「新作カレー」です。制約は「今度の土日」です。

お分かりいただけましたか。
キャッチフレーズ、日本語では「煽り文句」と言います。
「キャッチ」は、お客さまの心を捕まえること。動かすこと。
「お客さまを動かす」のに必要なのは、「インセンティブ」と「制約」。

コラム1

広告は言葉で大きく変わる

平成25年4月30日

朝日印刷の企画室からのコラムです。

今回は言葉でどれほど広告が変わるかを検証してみます。
チラシや看板などの広告をつくる際に、デザインに注ぐほどの情熱が、
言葉(コピーライト)には注がれていないと、常々感じているからです。

まずは、下のキャッチフレーズを見てください。

手作りカレーライス 300円

このキャッチフレーズは、価格の安さをアピールしています。

しかし、安さだけでお客さまは来店されるでしょうか。
安い店はたくさんあります。
「安い=それなりの味」と思う人もいるでしょう。

つまり、上のキャッチフレーズはお客さまにとって決して魅力なものではない、ということです。
広告的には30点のキャッチフレーズです。

では、つぎのキャッチフレーズを見てください。

3日間仕込んだカレーライス 300円

これは「3日間仕込んだカレーライスが、たった300円で食べられるよ」というメッセージで、
最初のキャッチフレーズよりも、魅力的になりました。
手間暇かけて一生懸命作っている店の姿勢も伝わって好感が持てます。
「一度食べてみようかな」という気にもなりますね。

広告的には60点まで来ました。
では、どこが、マイナスなのでしょうか。

下の100点満点のキャッチフレーズと比べてみましょう。

オリジナルスパイスを使い、3日間低温熟成させたカレー

オリジナルスパイスのカレーだったのですね。
しかも「3日間低温熟成」って、どんな調理法なんだろうと、思わず身を乗り出してしまいます。
「美味しそうだな~」と、もう食べる前からお客さまの心をつかんでいます。
このキャッチフレーズには値段の記述がありません。
価格のアピールがなくても、十分魅力的なメッセージになっています。

2番目のキャッチフレーズよりも、
商品の特徴がしっかり伝わり、
そして食べてみたいという気持ちにさせることが100点になった理由です。

いかがですか。
同じ商品でも言葉が変わると、全然別の商品になってしまうことがわかりました。
商品の魅力を伝える言葉をしっかり選ばないと、お客さまの心を動かすことはできません。

さらに150点、200点を採るキャッチフレーズがあるのですが、今回はここまで。

みなさんの会社やお店の広告は、商品やサービスをしっかり表現していますか?
お客さまの心を刺激する言葉を使っていますか?

(第1回おわり)

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